汚い、臭い、かゆい!といったイメージを抱く水虫について教えます!水虫の症状や原因、治療方法や予防方法について徹底研究しました!水虫に関する総合的な情報を提供します。ぜひともご活用くださいませ!

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水虫における完治の基準とは?

水虫は完治しにくい、再発が多いことでも有名な病気です。
進歩した現代の医学により水虫の治療が可能であるのにも関わらず、完治しにくい理由は治療が完了したかどうかを判断するのが難しい点にあります。
完治の基準となる、「目安の治療期間」やポイントを把握して、完全に治しましょう。

目安の治療期間は、足水虫と爪水虫で異なります。
結論から言えば、塗り薬で治療可能な足水虫の場合は短くても1ヶ月、飲み薬による治療が必要な爪水虫の場合は3~6ヶ月が通例です。
現代の抗真菌薬をはじめとする水虫の薬は非常に優秀であり、正しく投薬・服用していれば1週間ほどで患部から症状が消える場合もあります。

しかし、完治しにくい・再発しやすいと言われるポイントはこの「早い段階で一見症状がなくなる」点にあります。
水虫の原因菌である白癬菌は、皮膚表面だけでなく角層の奥深くまで根ざしており、数週間程度では表面部分だけの菌を退治したに過ぎず、まだ体内では菌が潜んだまま生きています。
多くの人がここで服用をやめて、しばらく経てば再発するという悪循環を招いています。

足水虫の治療法から見ていきましょう。
最初に顕微鏡検査を行い、菌の種類を調べて投薬すべき薬品を選定します。
大抵は塗り薬タイプの抗真菌薬を使用して、1ヶ月ほど足に塗ります。
かゆみや赤みがなくなれば終了ですが、こちらも結局3~6ヶ月程度は経過観察が必要なので、定期的に診察を受けるようにしましょう。

爪水虫も基本的には最初に顕微鏡検査を行いますが、同時に血液検査も行います。
理由は、薬剤が肝臓に負担をかける恐れがあり、副作用の影響をチェックするためです。
問題なければ多くの場合は飲み薬を処方し、3~6ヶ月は投薬を続けます。
塗り薬でない理由は爪の表面だけでなく内部にまで薬を浸透させなければならないから、そして期間が長い点については爪が生え変わるサイクルが関係しています。
白癬菌に感染している爪が完全になくなるまで、つまり伸びきるまで3~6ヶ月かかるため、その期間は飲み続ける必要があるためです。

双方ともに、治療が完了してもしばらくは経過を観察します。
当然再発を防止するためであり、それには基準として3~6ヶ月が挙げられます。
もし、症状がおさまり6ヶ月以上経過しても完治したかどうかを判断できるのは、専門的な知識のある医師だけなので個人で勝手に治療を切り上げないようにしましょう。

中途半端な治療は水虫再発の可能性が高まります

水虫を起こす原因菌は皮膚糸状菌という真菌(カビ)の一種であり、さらに皮膚糸状菌の中に属する白癬菌によって引き起こされる症状です。
プールや銭湯、浴室マットやスリッパなど共用部に落ちた垢や皮膚に触れることによりキャッチボール感染し、皮膚の表面から糸状に根を伸ばして真菌が棲みつきます。
中途半端な治療によって再発を繰り返してしまうのは、目に見える皮膚表面だけが感染箇所と思い込むためです。

水虫治療に用いられる抗真菌薬は、正確には菌を殺す薬ではなく菌の増殖を止める抑止剤です。
塗り薬を投与することで皮膚表面に棲む菌の増殖を抑え、古い角質が新しい細胞に押し出されて垢となり、一緒に菌も排出されます。
薬の効き目が早ければ、垢が落ちるとともに表面上はきれいになることが多いです。

しかし、糸状菌は皮膚の奥深くまで根を下ろしているため、感染している角質層が全て新しい細胞によって押し出されるまで、投薬しながらこのサイクルを根気強く待つ必要があります。
この期間は最低でも1~2ヶ月と長く、完全に症状が消えてからも1ヶ月以上塗り続ける必要があります。

そのため、見た目がきれいになり、症状がましになった程度で投薬を勝手に中断してしまうと、じきに再発してしまいます。
せっかく皮膚表面の菌の増殖を止めて垢として押し出せても、奥に根ざした菌までは取り除けず、次の皮膚の細胞分裂のサイクルで白癬菌が表出してしまい、水虫の症状が出てしまうからです。
中途半端な治療はやめて、きちんと医師の指導通り継続して投薬を続けましょう。

また、サイクルに従って長期間投薬していても外用薬の塗り方が不十分であった場合、再発する可能性が高まります。
患部に菌が集中しているのは紛れもない事実ですが、他の場所に菌がいないわけではありません。
症状が起こっている範囲だけでなく指の間や足の裏、土ふまずや踵に至るまで、患部以外の周辺箇所もくまなく塗りましょう。
治ったと思っても毎年発症する方や、どこまで塗れば良いか迷う方は足首から下全体にかけて塗りましょう。